★なしが出来るまでの流れを説明していくよ!!
1.人口交配   4月上旬から中旬
梨は同じ品種の花粉では受精しないので他の品種の花粉が必要となります。ナシ果実に含まれる種子は10個あり、大きくて形の良い梨を作るためには10個の種子にきちんと受精させてやることが大切で人工受粉は欠かせない大切な作業です。
2.摘果   4月下旬から5月下旬
幼果の発育は貯蔵養分によって行われるので摘果は早期に行われなければならず、残した果実に集中的に養分が供給され果実の発育が良好と成ります。また、変形果やキズ果を確認しながら行います。
3.袋掛け   5月下旬から6月下旬

袋掛けをする理由は、病害虫から守ることが最大の理由ですが、生理障害(裂果や果肉障害)の対策としても行っています。
4.落下防止   7月上旬から下旬
台風対策の一つとして晩生種は1果1果自家製ネットで釣っています。台風が接近、上陸すれば壊滅的な被害を受けます。暴風の中で耐えてもらうためには一つの対策だけでは無理なので、棚をパイプで補強したり、支柱を立ててワイヤーで棚を釣ったりしています。自然災害との戦いですね。
5.収穫・選果箱詰め   7月下旬から12月中旬
産地直送なので適熟果の収穫・箱詰めが可能で一番食べごろの果実を皆様にお届けできます。
6.商品発送
良いなしを選んでみなさんのもとにお届けいたします。おいしいなしを、一人でも多くの人に食べて頂くために、全国どこへでもお送り致します。
 
★洋ナシの得するお話!!
洋ナシは日本では圧倒的に東北、北海道地方で作られることが多く、あとは長野県、南のほうでは岡山県で若干作っていますが量的には少ないものです。洋ナシは栽培が難しいといわれていますが、まず虫がとてもつきやすい果物なのです。また、雨に弱く、全体的に天候に左右されやすいといえます。ですから産地としても、夏から秋にかけて雨の少ない地方が適しているというわけです。
 収穫するときにも注意が必要だといわれています。というのも、洋ナシは木で熟すとおいしくないのです。ほかにキウイフルーツ、バナナなども同じです。もいでから追塾しないと美味しくなりません。ですから、ちょっと油断すると過熟気味になってしまうし、そうかといってあまり若いうちに採ってしまうのもおいしくないということで、中間の収穫するタイミングが難しいわけです。最近は硬度計(果肉の澱粉測定)で判定するようになりました。
 このようにやや未熟な状態で収穫して、追熟を行うことによって初めて、洋ナシ特有の肉質や香りが生まれるのです。
 また、洋ナシは、ぜひ冷蔵庫で保存したいものです。現在は、産地で収穫すると、まずその場で冷蔵庫に入れてしまい、それから出荷しています。洋ナシというのはちょっと変わっていて、温かいところで追熟すると美味しくないのです。冷やして一回実を引き締めないと美味しくなりません。
 家庭では青いうちに買ってきて、すぐ冷蔵庫に入れるようにしましょう。また、皮が傷みやすく、傷ついたところから黒くなって、果肉にもひびくので扱いはていねいにしてください。
 食べ頃は、全体的に黄色がかってきて、さわって柔らかめになったら追熟してきた証拠で、美味しく食べられます。青みが強いときはまだ果肉が固く食べられません。
 外国ではナシはほとんどが加工して食べたり、貯蔵したりしています。つまりコンポートなどのデザートや料理に使う場合は洋ナシが適しており、日本のナシでは実がくずれたりして料理にはむかないのです。もとはナシとして同じものなのでしょうが、肉質や形が全然違うものになってしまったのでしょう。
 かつては日本人には、洋ナシ特有の柔らかさ、ぬめりが好まれなかったようです。また、食べ頃の期間が短いということもあって、昭和40年代から減少傾向にありました。しかし、最近になって復活の兆しが見えてきました。とくに洋ナシの香りが注目され、重要視されるようになってきました。